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お酒は神さまと人間をつなぐ架け橋?

20161107 和食


年末年始に向けて、おを頂く機会も増えてくるでしょう。今回はお酒(日本酒)の由来について、書きますね。ここにも神さまがでてきます。

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お酒のサはどんな意味?


お酒はお米から作られます。お、稲作は古代から日本の大切な作物でした。古事記にも出てきますね。天照大神が孫のニニギノミコトを地上に遣わす時に神勅(神さまの命令)をお与えになりました。

「高天原にある稲穂を地上に持っていき、高天原のように稔り豊かで安定した国にしないさい。」(意訳)

このようにお米は神さまと関係深い穀物です。

当然、稲作の神さまはとても大切にされ信仰されてきました。古代の人は稲作の神さまを「サ」と読んでいたそうです。お酒のサは稲作の神さまの意味があります。

今でも使われている言葉でもわかります。榊(さかき)はサ=神さまの、カキ=垣根という意味です。ここから先は稲作の神さまの領域ですよ、という意味で植えられました。

次にケの意味は?


それではケの意味を見ていきましょう。

神さまにお供えする食事を御饌(ミケ)と言います。ケとは食事の意味です。

伊勢神宮では、神さまにお食事を供する「日別朝夕大御饌際」(ひごとあさゆうおおみけさい)を1500年もの間、一日も欠かさずに行っています。1500年もの間、1日も欠かさずに行っているのは、世界から見ても珍しいことでしょう。長きに渡って行われてきた、日本の神事です。

さて話をともに戻しますが、お酒の意味は
サ=稲穂の神さま
ケ=お食事


神さまのお食事なので、お祭りや儀式には欠かせないのです。

神さまに限ったことではなく、人間もお酒が好きですね。日本は酔っぱらいに優しい国といわれますが、お酒が神さまと結びついているからかもしれません。

食事とお酒の順序は昔と逆?


今は違いますがお客様をもてなす場合、昔はお食事とお酒の席は別でした。

まずお食事をたっぷり召し上がっていただいてから、膳を変えてお酒の席となったのです。これを引き換え膳と言い、お酒に合うつまみがだされ、お殿様たちは夜通し飲んでいたそうですよ。

そして、夜になれば夜食膳が出されました。うどんや他の料理もだされました。いやいや、なんとも酒豪が多かったのでしょうか。たとえそうであっても、すごい宴会だったのかな。
まあ、なんともいい時代だったでしょう。

今はお酒が先でごはんが後と順番が変わっていますね。忙しい現代では、一晩中飲むことはありませんから、この順番の方が効率的です。

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お酒は神さまをおもてなしするためでもあり、人が楽しむため、または神さまからのお力をいただくためといろいろな意味が込められた飲み物です。

気持ちよく酔うことが目的でもありますが、神さまのお力をいただく気持ちで飲んでみるのもいいのでは?なんとなくご利益がありそうな気になります。

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