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とと姉ちゃんで使われている「とと」「かか」。なぜ父母をこう呼ぶの?

20160914 バラ


NHKで今、放送されている朝ドラのタイトルは「とと姉ちゃん」です。

父親のことを「とと」、母親のことを「かか」と読んでいます。なぜ「とと」「かか」と呼ぶのか、その理由をご存知ですか?この言葉には昔からの深い意味が隠されています

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世界はM音、日本はK音


世界中の母親を意味する言葉は「M」の音が多いですね。英語の「マザー、マミー」イタリア語は「マードレ」、フランス語は「ママン」、ロシア語は「マーマ」など。一説のよると、子供が発音しやすい音だからとか。また、食事の意味があり、それを与えてくれるから、という説もあります。

しかし、日本は「K」なのですよね。
「お母さん」は普通に使われていますし、とと姉ちゃんにでてくるよに「かか」もそう。またカッカ、カアカアと言うところもありました。歌舞伎でも「かかさま」と言います。

母親ではありませんが、奥さんの呼び名もK音が多いですね。「かみさん」と言いますし、江戸時代の職人さんは「うちのカカア」と呼んでいました。

世界はM音なの、日本はK音の「か」。どうして日本は「か」なのだと思います?

K音の「か」をなぜ使う?


子供だったら絶対に「ま」の方が発音しやすいですね。「か」はちょっと口の動かし方が難しいです。なのになぜ「か」を使うのでしょう。その理由は、「か」の音の意味を見ていくとわかってきます。

「か」は古い言葉で「かか」と言いました。もっと古くなると「かあかあ」、更に古い言葉では「かっか」となります。

「かっか」で何となくわかったかもしれませんね。今でも「あの人、かっかしているね。」なんて使いますが、真っ赤になって怒っている、頭に来ている、イライラしている、なんて意味です。

しかし、昔の意味は「かっか」は太陽が燃えている様子を表す言葉でした。つまり、「か」とは太陽を意味する言葉だったのです。例えばカミさんを漢字で書くと「日身さん」です。漢字を当てはめると「か」は太陽を意味していることがわかります。

日本で「か」が使われる理由はこれです。お母さんは太陽のように明るくて、あたたかくて、子供を生み、育ててくれる。太陽のような恵の力を持つ母親は、太陽そのものだ、と言う意味が「か」には含まれています。

私たちは千年以上も昔から、母親を「太陽さん」と呼んできたのです。いえ、子供だけではなく、ご主人からも「かみさん=太陽さん」と言われてきました。女性は太陽と呼ばれてきたということですね。ちょっと素敵な気がします。

それでは「とと」はどんな意味?


実は「とと」も太陽と関係している言葉です。

昔むかし、おかみさん達は思いました。「悪い人がきたら家族を守ってくれるし、働いて家族を養ってくれる。」そして「なんて夫は尊い人なのだろう。太陽のように尊い人なのだわ。」と。

「と」は「尊い」という意味です。そこから「とうと」と呼ばれるようになりました。歌舞伎の「かかさま」に対して「ととさま」と言います。お父さんの「と」も同じです。

ちなみに「パパ」は広い畑の隅でパッパと長い葉巻を吸っていたから、パパだそうです。

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小さいこどもは「パパ」「ママ」は言いやすいでしょう。けれども日本の呼び名には、素敵な意味があるのだと知ってほしいですね。太陽のような人が、男女どちらでもいたらその場はすごく明るくなります。そんな人を目指したいですね。

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