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顆粒だしに頼るライフスタイルで失うものは?

20160603 和食


顆粒だしに頼るライフスタイルで失っているものをお話します。さっと出汁がでる顆粒出汁は便利ですが、丁寧な食事を目指すのであれば、少し考えてみませんか?

私が顆粒だしを使わない理由は、失いたくないものがあるからです。

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簡単・便利・お手軽と三拍子そろった顆粒だしは、今のニーズに応えられるものです。しかし時代に逆行し、使わない派の人もいます。便利さを捨てても、失いたくないものを2つほどあげてみます。

1 丁寧で心豊かな感覚を失いたくない


出汁を引いていると、きっちり生きている気がします。この感覚がとても好きですね。なべの中でゆらゆらと泳ぐ昆布。素材からゆっくりうま味が引き出される時間。そしてかつお節を加え、さらっと沈んでいくのを見る時に感じる気持ちです。

時間で言えばほんの数分なのですが、その数分が「きっちり生活しているなあ~」と満足感を与えてくれます。大袈裟に言うと「今にいる」感覚でしょうか。この充実感がセラピーのように、ふだんのささくれた心を直してくれる気がします。

一方、顆粒だしでは味わえない感覚です。鍋にさっと入れて終了してしまっては「私、きちんとしている」と感じる数分間がないのですから。

顆粒だしで失っているのは、ほんの数分の間に感じる自分への満足感です。

2 本物の味を感じる舌


うま味がぎゅっと凝縮された味に仕上げているので、顆粒だしの味は強く感じます。そんな強さになれてしまうと、素材の味や本物の出汁の味は薄く感じられます。だから味がなく、おいしくないと思い、濃い味を好むようになっていきます。

野菜や果物といった素材は決してパンチのある味ではありません。濃い味を好むようになると、加工食品を食べたいと思うし、味付けもレトルトや◯◯の素が美味しい味の基準でしょう。

その季節にしか味わえない、ほのかな苦味、うま味などを感じたいのです。季節を楽しむ食事をしたいと思います。そのためには味わえる味覚が必要です。パンチのきいた味を求めるライフスタイルでは、この楽しみを十分に味わえないのではないかな?

料理人さんほどの繊細な味覚を作るのは無理でも、顆粒だしからできる味が基準にはしたくないなと思います。

手間がかかっても出汁を引きたい理由


定番の料理をおいしく作りたい。味噌汁、ひじきや切り干し大根の煮物、おひたしといったようなシンプルな料理を。それにはベースとなる出汁が大切で、顆粒だしより本物の出汁を使いたい。

出汁の役割は素材と調味料の橋渡しです。決して主役ではありません。しかし、顆粒だしは強いので、主役になっているように思うのです。しみじみおいしいなと思う惣菜を作るには、本物の出汁が必要と思うので、多少手間がかかっても素材から出汁を引いています。

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顆粒だしはやめよ!とは思いませんよ。それぞれライフスタイルは違いますから。ただ、時間がある時に出汁を引いて、違いを味わってみてもいいと思います。

時間を味わい、本物の味をゆっくり味わう。そんな豊かな時間を作るのもいいですよ。その時間はセラピーのようなので、気持ちはきっと元気になりますから。「きっちり生きている」感覚、心地いいですよ。

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